第6回記事でボツになったベン図

すっかり忘れていたが、誌面の都合でボツになった第6回記事のベン図(オブジェクト図の変形)をブログに掲載する、と書いたことを今日不意に思い出した。(id:ahirasawa:20051103)ということで、律儀に紹介しておく。まずはレッスン2のクラス図を補足するベン…

再びスランプ突入

先週半ばぐらいからちょっとしたスランプ状態に入った。 実はしばらく前からあるストレスを抱えている。原因はハッキリしているのだが、どうにも解決できない問題で、ちょっとしたキッカケがあると急に襲ってくる。医者にかかるほどの重症ではないのだが、自…

John Vlissidesさん死去

Gang of Four の一人である John Vlissides さんが先週木曜日になくなられたそうだ。http://www-128.ibm.com/developerworks/blogs/dw_blog_comments.jspa?blog=317&entry=100840いつかチューリング賞を受賞する人だと思っていたので非常に残念である。謹ん…

プレゼン資料作りで思案中

先週は風邪で調子を崩した。一番悪かったのは火曜日だったが、この日は客先でモデリングの仕事が入っていた。いつもならホワイトボードや模造紙を前に、ベラベラと喋り続けながら議論をして、その結果をクラス図にまとめていくのだが、あの日は立ち上がるの…

連載第6回掲載号

日経ソフトウエアの2006年1月号*1が発売された。(→日経ソフトウエアのページへ、→Amazonへ)今月は特集が「フリーソフト徹底活用まるごと大特集!」なので、CD-ROMが2枚ついている。しかしフリーソフトといっても、今の時代なので、アプリケーションサーバ…

第7回ひとまず脱稿

連載第7回の記事をひとまず脱稿した。今回は問題の形式を穴埋め式から選択式に変えてみた。直接の理由は、クラス名や多重度を穴埋めするスタイルがマンネリ化してきたからだが、この形式の方が表現方法に関する議論をしやすいからでもある。しかし今回、ロー…

椿先生のデータモデリング本

DOAの椿先生が出した新しい本が今日届いた。名人椿正明が教えるデータモデリングの"技" (DB Magazine Selection)作者: 椿正明出版社/メーカー: 翔泳社発売日: 2005/11/09メディア: 単行本 クリック: 15回この商品を含むブログ (11件) を見るしかし「名人椿正…

編集部からプレッシャー

今日の昼頃、編集部から「次回は冬休み進行で、締め切りが早めになるのでよろしく」というメールが唐突にやって来た。要するに、“年末年始休暇があるので、その分締め切りは前倒しでお願いしますよ”という意味である。まだ第7回を脱稿してないのに、その次の…

苦手なマインドマップ

最近マインドマップが流行っている。自分の周りでも、ミーティングやセミナーなどの覚え書きとしてマインドマップを描く人をボチボチ見かける。中には、自分用の記録として使うだけでなく、ミーティングの目的や議事録をマインドマップで描いて画像を送りつ…

油断大敵

今日は朝天気が悪かったため執筆デーにしたが、ほとんど手つかずで終わってしまった。最大の原因は、昨晩遅くまで飲み過ぎて疲れたことである(苦笑)。しかし原因はもう1つある。それは油断である。実は先週の日曜日は、夜になってから意外に原稿が進んだため…

「のである」でいいのだ

以前、『日本語練習帳 (岩波新書)』を読んでから「のだ、のである」を使えなくなったことを書いた(id:ahirasawa:20050815)。しかし先日紹介した『わが子に教える作文教室 (講談社現代新書)』の清水義範さんの文章は「のだ、のである」が多いにも関わらず、少…

次世代開発フォーラム@ニューオータニ

日経ソフトウエアの編集部さんから声をかけていただき、こんなセミナーで喋らせていただくことになった。http://ac.nikkeibp.co.jp/nsw/ktf4/私は12:45からのワークショップを担当するが、何を喋るかはお楽しみ。(ホントはまだ何も考えておらず、これから準…

わが子に教える作文教室

同僚の石川さんが特集記事を書いたDBマガジン(id:ahirasawa:20051101)をアマゾンで注文した時に、併せてもう1冊本を購入した。清水義範さんの「わが子に教える作文教室」である。文章書きには悩み続けているので、この手の本は欠かさず読むことにしている。…

残り4回の予定

第7回の記事を考え始めた。今回からまたパターンを軸にした概念モデリングの解説に戻ることになる。いつもはゼロからのアイデア出しから始まるが、今回は9月の終わりに少しだけネタを考えたので(id:ahirasawa:20050925)、いくらか楽な感じである。さて連載も…

連載第6回のゲラチェック

第6回記事のゲラが上がってきた。手前味噌だが、なかなか悪くない感じである。面白いことだが、気に入った記事の時はタイトルや筆者紹介もグッと来ていることが多い。以前のエントリ(id:ahirasawa:20050716)にも書いたように、自分はタイトルを、伝えたいメ…

DBマガジンのモデリング特集を読んで思ったこと

遅ればせながら、DB Magazineの12月号*1に掲載されているモデリング特集の記事を読んだ。同僚の石川さんが大作22ページの記事を書いている。概念モデリングから、論理設計、物理設計までのプロセスの解説で、仕事も忙しい中でよくこんな長い記事を書いたもの…

2週間遅れで第6回脱稿

難航していた第6回の記事をようやく脱稿した。差し戻されたのは2週間前だが(id:ahirasawa:20051019)、先週末は時間が取れなかったことに加えて、もう一つ引き受けていた短い原稿を仕上げる必要もあったため、この週末まで待っていただいた。差し戻しでは、モ…

連載第5回掲載号

日経ソフトウエアの12月号*1が発売された。(→日経ソフトウエアのページへ、→Amazonへ)特集のタイトルは「最強テクニック&知識まるごと大特集」である。今回は、会社の同僚達がアスペクト指向、DI、設計、UML、デザインパターンなどをテーマに記事を書いて…

天使が降りてこなかった週末の後日談

天使が降りて来なかった週末の後日談を書いておく。結局、日曜の夜には書き終わらず、入稿一歩手前の原稿を編集部に送った。しかし翌朝の通勤電車で読み返しみたら、思っていたより悪くない出来であることに気づいた。このため、通勤電車での赤入れ分を打ち…

天使が降りてこない時の奥の手

苦しんでいる連載第6回の原稿だが、残念ながら完成度80%で力尽きた。結局昨晩は、天使は降りてこなかった。今日の昼あたりに少しだけ降りてきた気もしたが、夢中になって原稿を書く状態には至らなかったので、すぐに立ち去ってしまったのだろう。ときどきほ…

ピンチ

とうとう締め切りの週末がやってきた。結局、今週はろくにモチベーションが上がらなかったため、通勤電車でもほとんど推敲しなかった。現時点での原稿の完成度は30%ぐらいである。かなりのピンチだ。このため、久しぶりに焦る気持ちが沸いてきた。4年前の連…

ERモデリングレッスン6(イベント)

連載第4回の記事で紹介した基本パターンの「イベントと対象」「イベントと主体」「イベントと場所」のERモデルをまとめて説明する。(ERモデルを解説する理由については、以前のエントリ(id:ahirasawa:20050629)を参照していただきたい。)UMLのクラス図は次…

第6回黄色信号

今日はそこそこ執筆時間が取れたので、近所のドトールコーヒーショップに出かけたりしたが、進捗は今ひとつだった。昨晩からのスランプを抜けていない。どうやら黄色信号が灯った感じである。今回の連載でもここまで何回かスランプがあったが、毎回理由はハ…

第6回苦戦中

先ほどから第6回原稿を執筆中である。実際には、執筆するために机に座っているものの全く進まずに困っている、というのが正確な状況である。仕方がないので、気晴らしにブログのエントリを書くことにした。2週間前のエントリ(id:ahirasawa:20050925)で、2つ…

正しく学ぶソフトウエア設計

『正しく学ぶソフトウエア設計』というタイトルのムックが発刊された。内容は過去に日経ソフトウエア誌に掲載されたオブジェクト指向関係の記事を集めたもので、今年の6月号の「まるごと大特集!オブジェクト指向 完全読本」(id:ahirasawa:20050423)の特集記…

次々と独立するDOAな方々

DOA方法論のDATARUNの書籍を書かれている加藤貞行さんが今年4月に会社を設立された。今週、事務所開きがあり、声をかけていただいたので顔を出してきた。加藤さんとは仕事上のお付き合いはないが、日経ソフトウエア誌の創刊時に連載を書かれていて、編集者が…

連載第5回のゲラチェック

連載第5回の記事のゲラをチェックした。多めに書いたつもりだったが、今回は初校の段階でほぼ6ページピッタリに収まっていた。ほぼストライクである。しかし実際には1行のショートが3箇所あったので、細かな削除や加筆を行って、なんとか6ページちょうどに収…

ERモデリングレッスン5(グループとメンバー)

1つ前の号(2005年8月下旬発売)の話になってしまうが、連載第3回の記事で紹介したもう1つの基本パターンの「グループとメンバー」のERモデルを説明する。(ERモデルを解説する理由については、以前のエントリ(id:ahirasawa:20050629)を参照していただきたい…

二兎を追う者は...

この週末は子供達の運動会の予定だったが、雨で中止になってしまったため、連載第6回の構想を少しだけ練ることができた。第4回と第5回では「イベントの記録」をテーマにしたが、第6回ではマスター系で典型的に現れる構造を紹介する予定である。題材や解説の…

連載第4回掲載号

日経ソフトウエアの11月号*1が発売された。(→日経ソフトウエアのページへ、→Amazonへ)今回の特集は「Windowsプログラミング最新スタイル」である。最近すっかりVBやVC++、C#といったマイクロソフトのプログラミング環境にはご無沙汰しているが、自分はOLE2…