わが子に教える作文教室

ahirasawa2005-11-06


同僚の石川さんが特集記事を書いたDBマガジン(id:ahirasawa:20051101)をアマゾンで注文した時に、併せてもう1冊本を購入した。清水義範さんの「わが子に教える作文教室」である。文章書きには悩み続けているので、この手の本は欠かさず読むことにしている。清水義範さんの本は昔から好きでよく読んでいるし、小学生の子供もいるのでちょうどよいと思って買ってみた。

だいたい半分ぐらい読み終えたが、とても面白い。そしてためになる。小学生への作文指導がテーマだが、

  • 読みたくなる題名を
  • テーマを絞り込め
  • 比喩って楽しいです

などの主張は大人の文章でも重要なことである。お気に入りの『「超」文章法 (中公新書)』にも同じ主旨の主張が書いてあったのを思い出した。数ヶ月前に読んだ『大人のための文章教室 (講談社現代新書)』も面白かったが、この『わが子に教える作文教室 (講談社現代新書)』の方が楽しい分だけ気に入った。

わが子に教える作文教室 (講談社現代新書)

わが子に教える作文教室 (講談社現代新書)

今日は執筆デーだが、この調子だとこの本を読んで終わりそうな雰囲気が出てきた。非常に危険である。もとより現実逃避している余裕はない。面白い本は通勤時間の楽しみにとっておいて、今は原稿を書かねば。