残り4回の予定

第7回の記事を考え始めた。今回からまたパターンを軸にした概念モデリングの解説に戻ることになる。いつもはゼロからのアイデア出しから始まるが、今回は9月の終わりに少しだけネタを考えたので(id:ahirasawa:20050925)、いくらか楽な感じである。

さて連載もあと4回になったので、残りの予定を考えてみた。

  • 第7回:静的な関係を表現する(2006年2月号、12月25日発売、11月21日脱稿)
  • 第8回:複雑な構造を表現する(2006年3月号、1月25日発売、12月19日脱稿)
  • 第9回:履歴を管理する(2006年4月号、2月25日発売、1月16日脱稿)
  • 第10回:まとめ&お遊び企画(2006年5月号、3月25日発売、2月13日脱稿)

1回あたり4週間ペースで書いていくと、ざっとこんな調子である。

難所は第8回だ。内容もさることながら、この回では4つのパターンを解説する予定なので、記事のボリュームも増える可能性が高い。適切なネタを思いついていないパターンも残っているため、苦戦する気配が濃厚である。場合によると1つ減らして全部で19パターンにしようかとも思い始めた。今さらながら連載第1回にパターン一覧を載せたことを後悔したが、もう手遅れである。

最終回のお遊び企画についても、うまく話をまとめられるかちょっと不安だ。早めに題材を集めた方が良さそうだが、それよりもまずは第7回の執筆が優先である。

ところで上記の予定を書き出してみたら、雑誌の号と実際の発売日が1ヶ月以上ズレていることに改めて違和感を覚えた。この理由として、昔は船便で輸送していたために、地方での発売日が遅れることへの配慮だと聞いたことがある。しかし、物流が発達した現在、1ヶ月も遅れるはずはない。出版業界全体の慣習のようだが、思い切って実売日に合わせたらどうなのだろう。うるう秒を調整する要領で、業界で示し合わせて2007年1月号の前に2006年13月号を発刊して帳尻を合わせるのだ。

うーん、我ながら実にいいアイデアである(笑)。出版社の皆さん、いかがでしょう?