正しく学ぶソフトウエア設計

『正しく学ぶソフトウエア設計』というタイトルのムックが発刊された。内容は過去に日経ソフトウエア誌に掲載されたオブジェクト指向関係の記事を集めたもので、今年の6月号の「まるごと大特集！オブジェクト指向 完全読本」(id:ahirasawa:20050423)の特集記事や、UMLおよびオブジェクト指向設計に関する連載記事などが収録されている。
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有り難いことに自分が書いた記事も掲載されている。しかし半年ぶりぐらいに読み返してみたら少々ガッカリした。まず話の展開でダッチロールしているところがある。これは執筆中にも迷ったところだが、きちんと手直しせずに入稿してしまったものだ。だが今さらどうにもならない。内容も基本的に、以前書いた書籍の二番煎じなので、なんだか今ひとつである。やっぱり昔（といっても半年前のことだが）書いた文章なんて読み返すもんじゃない。

改めて考えると、自分は日経ソフトウエア誌の記事ばかり書いていることに気づいた。連載を2回やらせていただいているし（＝2つ目は現在進行中）、特集も3回ほど書かせていただいている。それ以外の雑誌では、翔泳社のVB Magazineと、リックテレコム社のソリューションITにそれぞれ1回ずつ書いただけだから、実質的に自分は日経ソフトウエアの専属ライターのような状態である。ま、いい雑誌だと思っているし、編集長の真島さんにはずっとお世話になってるから、別に何も問題はないんだけど..