だらだらやってるだけ

気がついたら前回のエントリを書いてから半年近くが経ってしまった。この間、何もやってなかったかというとそうでもなく、ボチボチだが原稿は書いている。現時点では第2章から第5章までのドラフト版を書き終えていて、今は第6章に取り組んでいるところである。全体の章構成は11章か12章にする予定なので、進捗率は4割と言ったところだろうか。
この半年間は、一応原稿のことを気にしながら過ごしてきた、とは思う。しかし原稿に集中できなかった要因がいくつかある。まず2月に自宅のパソコンをWindows Vistaに入れ替えたことである。入れ替え作業自体は週末1回で済んだものの、愛用していた携帯音楽プレイヤーのPCソフトの不具合で苦労した。いろいろあってCDの再取り込みを何度かさせられた挙げ句に、最後にはPCソフトが動かなくなってしまった。メーカーのサポートページによると、不具合が起きた場合にはPCのリカバリセットアップをして対処せよ、などと奇想天外な指示が書いてあったので、嫌気がさして別メーカーの携帯音楽プレイヤーに乗り換えることにした。この件の対応で2月の週末はほとんど犠牲になった気がする。3月は年度末のため、恒例の会社の事務仕事があり、原稿に集中できなかった。ま、いろいろ言い訳はしてみても、結局は自分自身のやる気のなさが最大の問題である。
この件では、先日ある人から「ブログの更新がないようですが、次の本の執筆はやめちゃったんですか?」と聞かれた。「いやー、ボチボチ書いてるんですけど、どうにも筆が遅いので企画が通ってから3年経っちゃいましたよ。」と苦笑しながら答えたところ、「それはライフワークですね。楽しみにしてますよ。」などと、お世辞を言われた。ライフワークと言えば聞こえはいいが、実際はだらだらやってるだけで、みっともない話である。
春頃には、脱稿時期の目標を7月末と考えていたが、このペースだとかなり厳しい。現実的な線としては、秋から年末ぐらいに脱稿して年明けの出版かな。とはいえ、UMLモデリングも一時に比べるとだいぶすたれてきた気がするので、果たして出版してもらえるかどうかも心配である。しかし今は余計なことを考えずに原稿を書かないとね(笑)。