編集長と打ち合わせ

ahirasawa2005-04-19

今日は日経ソフトウエアの真島編集長と連載に関して打合せをしてきた。

打ち合わせの目的は、行き詰まっている状況を打破するために、真島さんから意見やアイデアをもらうことである。しかし必ずしも一方的に知恵を授けてもらおうと思ったわけでもない。不思議なもので、悩んでいることを人に喋っているうちに答えが見つかることがよくある。これは、自分の悩みをきちんと整理して伝えることの効果だと思う。問題がきちんと整理できれば、答えを考えるのはそんなに難しくない(ことが多い)。

脱線しながらの話ではあったが、たくさんのアイデアをいただいた。右上の画像はそのときホワイトボードに書いたメモである。
目下の悩みはモデリングの目的や効果をどう説明するか。詳しく説明すると、堅苦しく、取っ付きづらくなってしまう。反対に省略しすぎると説得力が出ない。色々議論した末に、思い切って最初にモデリングの能書きを述べるのはやめてしまおうという話になった。導入の後、いきなり練習問題に進んでしまおうという趣向である。確かに、連載のコンセプトである「モデリングのバイエル」にふさわしいかも知れない。いずれにしても少しだけ吹っ切れた気がする。
真島さん、ありがとうございました。