テレサ・テン

オブジェクト指向でなぜつくるのか』を台湾版に翻訳してくださっている方から連絡があったことを以前のエントリに書いた。今日はその後のやりとりを報告しておく。

まず第1章のウォーミングアップクイズの件から。最初のOOPLであるSimula67が登場した1967年は、なんとあのテレサ・テンがデビューした年だそうだ。これはいかにも台湾らしくて楽しい話である。台湾では美空ひばりのような存在なのだろうから、冒頭の第1章のクイズの答えとしてふさわしい。自分はテレサ・テンのファンではないが、なんだかとても嬉しくなった。

また併せていくつかの技術的な間違いを指摘された。このため正誤表の充実ぶりが最近著しい(苦笑)。
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翻訳者の方に誤りを指摘されるのは、自分の間違いや無知を指摘される恥ずかしさと、相手を信頼できる頼もしさが入り混ざった複雑な気持ちだ。とはいえ、こんな変わった経験ができるのは幸せなことなのだろう。