ようやく最終章

ブログの更新はご無沙汰してしまったが、原稿の方はそれなりに進んでいる。本日時点で第1章から第7章までの初校チェックがすんでいて、入稿も第11章まで終わっている。第12章から第14章までも本文は書き終えていて、編集者や査読者からの指摘事項に対応したら入稿する予定である。長い執筆生活だったが、いよいよ大詰めである。

今日はやっと最後の第15章を書き終えた。この章は4ページしかない「あとがき」みたいな位置づけの章だが、それでもやっぱり苦労した。前回の本のときもそうだったが、今回も最終章を書き始めたときには、途中の原稿を書いているときに思いついた文章や、ボツにした総まとめ的な文章など、材料がたくさんある状態だった。とはいえ、内容が重複していたり、主張がバラバラだったりするので、ひとつの流れに組み上げるのはそれなりに厄介である。

いろいろ考えたあげく、全体の総まとめ的な内容に加えて、構成上の理由から本文には書けない話を書くことにした。話の流れ上、マインドマップについてもサラッと触れてみた。本のメインテーマはUMLモデリングだが、これでERモデリングロジカルシンキングに加えて、マインドマップにも言及できたのでちょっとだけ満足である。

これで一応、本文は終わりだが、まだコラムが残っている。今回の本は問題集で、必ず奇数ページから問題を始めることにしているため、本のあちこちに白ページが出てしまっている。これを埋めるためのコラムを5本〜10本ぐらい書かなければならない。ま、ここまで来たのでなんとかなるでしょ。

本のタイトルも「UMLモデリングレッスン」に正式に決まり、出版予定も2008年の1月から2月ぐらいを目標にすることになった。結局なんだかんだで、前の本から4年後の出版である。4年おきの閏年となるとオリンピックだから、次回作はロンドンオリンピックの年かな。それも自信がないのでハレー彗星ぐらいを目標にしとこ (笑)。