第5章の見直し中

先週から第1章と第11章を書き始めた。2つの章を同時進行で書くのはあまり経験がないが、やってみると案外悪くない。何しろ飽きっぽい質(たち)なので、ちょっと考えただけですぐ嫌になって他のことをやりたくなる。しかし2つの章に着手していると、片方に飽きたらもう一方、という風に進められるので、無駄な時間が減った気がする。とはいえ、このやり方にしたことで、1つの章に集中する時間がさらに短くなった気もするから、きっと全体の生産性は大して改善してないのだろう。

第11章を書いていたら、ちょっとした問題が発生した。この章は3-10章の総まとめなので、以前の章と整合を取る必要がある。このため、しばらく前にペンディングにした第5章を仕上げる必要が出てしまった。で、昨晩から第5章の見直しを始め、さんざん考えた末に、第5章の練習問題を1つ増やすことにした。これが結構大仕事になったため、この週末は第5章の見直しで終わる予感がする。

実は先日編集者さんと打ち合わせた際に、「あまり分厚い本にすると読者に優しくなくなるので、ページ数は300を上限に考えて欲しい」と言われた。しかしすでにWordのページ数は320ページを超えてしまっている。これに未着手の本文、応用問題、コラム、索引、まえがき&あとがきを加えると、400ページになりそうな勢いである。

いっそのこと上下巻にしようかと思い始めた。しかし、ただでさえ売れそうもない本なのに、そんなことをしたら出版してもらえないのは間違いないね。