数へのこだわり

先週に引き続いて第8章を書いている。
この章は「複雑な構造を表現する」というタイトルで、4つのパターンを解説する予定だった。しかし4つ目のパターンについて改めてきちんと考えたら、2つに分けるべきという結論になった。このためパターンの数は連載の時から1つ増えて21になってしまった。実は、他にもあと2つパターンにしても良さそうなクラス構造があるので、いっそのこと2つ加えてGoFの23パターンに合わせてしまおうかとも思い始めている。

第8章はもともと内容が多かった上に、パターンも増えたので50ページぐらいのボリュームになってしまった。1つの章があまり分厚すぎると、読んでいただく方に優しくなくなるので、2つの章に分けることにした。それ自体は問題ないのだが、これで全体の章構成が1つ増えて13章になってしまった。これはなんとしても避けたい。

自分は占いや迷信のたぐいを信じない質(たち)だが、数字は結構気にする。13はキリスト教で縁起の悪い数字だし、ハンパな感じがするので嫌いである。やっぱり本の章構成は12章がステキだと思う。関係ないけど1,2,3,4,6,12と約数がいっぱいあるし(笑)。それが無理ならせめて14章かな。ということで最後の2つの章を統合して12章に収めるか、もう1つ増やして14章にするか悩み始めた。

こういう悩みは本を作る楽しみでもあるんだけど、これでまた原稿を止めちゃうとまずいなー。