最終回のゲラチェック

ahirasawa2006-03-04


最終回のゲラの校正が終わった。今回は次の締め切りがなく、気持ちの余裕があるので、加筆でも一部カットでもなんでも来い、と思っていた。しかし驚いたことに初校の時点で7ページちょうどだったため、行数の調整はまったく必要なかった。ちょっと拍子抜けである。

自分は原稿を書くときにWordを使っている。ページ設定を雑誌と同じ46行、20文字の2段組にして、仕上がりのイメージを確認しながら書いている。しかし今回の連載は図が多いため、図の大きさやレイアウト位置によってかなり行数が変動するから、あくまで目安でしかない。7ページちょうどに収まったのは、編集部や制作会社が図の大きさを調整していただいたからだろう。

実際には、Wordで原稿を書くライターは割と少数派のようである。昨年、日経ソフトウエアのライターの集まりがあった時(id:ahirasawa:20050724)の話でも、園田誠さん(→ブログへ)を始めとしてテキストファイル派が主流だった気がする。確か結城浩さん(→ブログへ)もテキストファイルを使っていると聞いた。

これで今回の連載の仕事もほとんど終わりである。真島さんも「最終回なのでちょっと名残惜しい」と連絡のメールに書いてくださったが、まあそんな気分である。この1年間はずっと締め切りがない週末にあこがれてきたが、いざそうなってみるとなんだか手持ち無沙汰な感じもする。しかし最近は年度末のせいもあって会社の仕事がちょっと忙しく、この週末も宿題を持ち帰ってきた。それでも今夜は手をつける気がしない。やっぱりこっちも締め切りギリギリにならないと進まないのは同じである(苦笑)。