ワケあって刑法の勉強中

ちょっと事情があって刑法の勉強をしている。今週は行き帰りの電車の中で、少し前に買った司法書士用の参考書を読んでみた。とはいえ、この歳になって司法書士を目指しているわけではないし、もちろん犯罪を計画しているわけでもないのだが。

割と取っつきやすそうな本を買ったつもりだったが、やはり特殊な専門用語が多く、文章も非常にわかりづらかった。「犯罪の成立要件には構成要件該当性、違法性、責任の3つがあり、これらの1つでも欠けると犯罪は成立しない。」なんていう文章を読んだ時は、頭から煙が出るかと思ったものである。しかし、概念モデルを描きながら少しずつ読み進めたら、だいたい理解できた気がする。できあがったモデルは以下のような感じである。

とっても面白かったので、また別の法律の本を読もうという気合いが沸いてきた。しかしどんなに頑張っても司法書士試験には決して合格できないだろう。だって自分はクラス図で表現できる「法律の構造」にこそ興味があるものの、個々の条文(インスタンス)を覚えるのは大の苦手だから(笑)。