連載第8回掲載号

ahirasawa2006-01-23


日経ソフトウエアの2006年3月号*1が発売された。
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特集1のタイトルは「Webプログラミング最新テクニック!」である。要素技術としてはAjaxRuby on RailsJavaScriptを紹介している。特集2はVB2005とVC#2005のチュートリアルだが、VB2005とVC#2005のExpress Editionの製品版CD-ROMが付録についていた。マイクロソフトさんはよくベータ版のCD-ROMを配布するが、インストールするのはちょっと抵抗を感じる。しかし製品版だと安心感があるので、自宅のパソコンにインストールしてみた。最近はサンデープログラミングもめっきりやらなくなったが、この機会に以前作ったメトリクス解析ツールの作り直しでもやってみようかな。しかしそれも連載が終わってからの話である。


自分の連載記事の方は「複雑な構造を表現するテクニック」というタイトルである。紹介したパターンは「組み合わせ」「木構造」「ネットワーク構造」「動的属性」の4つである。“複雑な構造”と呼ぶほどのものでもないが、この手の構造表現の方法をあらかじめ知っていると、実際のモデリングの場面で表現方法について迷わずに済むと思う。

関連トピックも含めてきちんと説明するなら、2回ぐらいに分けて書くべき所かも知れないが、連載全体のスケジュールの都合もあって1回に詰め込んだ。しかしそれにより、ディープな話になる直前で寸止めできたので、かえってちょうど良かったかも知れない。

改めて雑誌全体を眺めてみたら、自分の連載が浮いた存在になっている気がした。何しろソースコードが1行も載ってないし、練習問題のテーマも在庫管理、部品表、勘定科目と業務の話である。落語などの演芸会では、手品や漫才を色物と呼ぶが、自分の記事もさしずめそんな位置づけかも知れない。ま、色物の割にはかなり理屈っぽいけどね。

*1:表紙画像の著作権日経BP社に帰属します。ここでは日経BP社からの正式な認可を得て画像データを掲載しています。