第9回無事脱稿
連載第9回の記事を脱稿した。今回の記事は、連載の中でもとても書きやすかった気がする。練習問題とパターンがそれぞれ3つとちょうど良いボリュームだったし、テーマもハッキリしているため、随分前の時点から題材を考えていたためだと思う。連載の始めの頃、原稿で悩んだときに「第9回のテーマならすぐ書けるのに...」とよく思ったことを思い出した。練習問題の2つ目の題材ではちょっと悩んだが、たまたまプライベートで損保会社の代理店の人と話をする機会があったので、自動車保険を思いつくことができた。
モデリングのパターン紹介も今回で無事終了である。この連載を通して紹介した20のパターンの構成については、原稿を書きながら随分悩んだし、パターンの名前も第1回の記事に掲載したものからは細かく変えた。しかし全体を書き上げてみると、自分として納得できる構成になった気がする。記事を書くことは誰よりも自分のためになるという話があるが、まさにそんな感じである。モデリングのパターンについては、もう1つ上位のレイヤに関しても整理したいと思っている。しかしそのためには、自分の経験値を上げる必要があるので、まだしばらくかかるだろう。
次はいよいよ懸案の最終回である。この回に関しては、しばらく前から題材集めをしたり、少しずつ構想を考えたりしているが、これはというアイデアや構成になかなか行き着かない。そもそも原稿書きは、こういうモヤモヤとした状態の中から、メッセージを抜き出して、題材を使って話の展開を組み上げる作業である。この作業は苦しい反面、できあがった後に達成感を味わえるが、次回はいつにも増して、苦しみと達成感を味わえることだろう。
ま、でも最終回の次の締め切りはもうないわけだから、少しぐらい遅れてもヘッチャラである。ドーンと気楽に構えておこう。ということで、編集部さん、覚悟してくださいねー。