第4回無事脱稿

ahirasawa2005-08-13


今日は親族で墓参りに行く予定だったが、天気予報が大雨の可能性ありで明日に延期したため、執筆デーとなった。といっても昼寝をしたり、自宅のパソコンのプロバイダ変更作業をしたりで、執筆時間はろくに取れなかった。にも関わらずスンナリと脱稿できてしまった。自分で言うのも何だが、締め切りになると強い。いつもこんな感じだと楽なのだが、こういう日が月に一度しか訪れないのが悩みの種である(笑)。

原稿の構成はいつもとほぼ同じで、練習問題が3問、パターンが3つ、コラムはなしである。記事の性格上、囲みだらけになるので、コラムに切り出せる内容も本文に書いた。問題は最初の2問が企業システムに関するもので、3問目が組み込みシステムと、構想通りにまとめることができた。

3問目の題材には携帯電話の通話履歴を取り上げた。これはドトールコーヒーショップで原稿のアイデアをボーッと考えたときに、手元にあった携帯電話を見て思いついたネタである。この通話履歴の概念モデルには結構苦労して、二度ほど書き換えた。最初は継承構造を使っていたのだがどうもしっくり来なかったため、継承をやめてみたらシンプルでいい感じのモデルになった。やはり概念モデルは奇をてらわない、ありふれた感じのものに限る。

記事全体としては、『オブジェクト指向でなぜつくるのか』の第9章「現実世界とソフトウエアのギャップを埋めるモデリング」の練習問題編という趣向である。これも想定通りなので、ちょっと自己満足だ。今夜はこの満足感を肴に酒でも飲むことにしよう(笑)。