朝からドトール

ahirasawa2005-04-17

今日は朝から近所のドトールコーヒーショップで原稿書きをした。最近はどうもパソコンの前では新しい文章を起こせない体になっているらしい。このため家族持ちの身分でありながら、1人だけ喫茶店で朝食を取った。
原稿は2週間前に考えた書き出しの1行目でストップしている状況である。この2週間は、2行目以降をどうするかでずっと悩んでいた。日経ソフトウエアは初級〜中級プログラマ向けの雑誌なので、ほとんどの読者の方は概念モデリングには縁がないはずである。概念モデリングをきちんと説明しようとすると、どうしても堅苦しくなるし、プログラマにとって現実感のない話になってしまう。
いろいろ考えた末、冒頭できちんとした説明をするのはやめてしまおうと思い始めている。Tさんが言うところの「フワッとした書き出し」である。概念モデリングが何か、という説明よりも、「この技術を身につけることで上流工程の技術者として活躍できますよ」というキャリアパスを前面に出そうと考えている。何しろ自分自身がキャリアパスを変えたのは、10数年前に概念モデリングに出会ったことが大きなきっかけになっているから。
しかし今日は原稿が進みそうな予感がしている。なぜなら今週前半に真島編集長と打ち合わせる予定があり、そこで進捗ゼロだと恥ずかしいから。やっぱり締め切り効果は絶大だ。大作家の「締め切りのない原稿は書けない」という文章をどこかで読んだことがあるが、全くもってその通りだと思う。