渡辺幸三さんとモデリング談義

先日関西方面に出張したので、久々に渡辺幸三さんと飲んだ。話題は、最近渡辺さんが独立したことや、CASEツールのXEAD、そしていつものモデリング談義など。
渡辺さんはすべてのエンティティに主キーを定義するERモデリング派で、UMLのクラス図を使う自分とは流儀が違う。このため、モデルの具体的な表現方法になるとなかなか話が噛み合わない。とはいえ、これまで渡辺さんとモデリングについて議論してきたことで、クラス図によるモデリングの長所と短所をかなり明確に整理できた気がしている。できれば今回の連載でも、クラス図を使ったモデリングと対比する形でER図も載せたいと思っているが、紙面の制約や読みやすさを考えると無理かも知れない。
今回の連載の内容は、渡辺さんのようなDOAな方々からするとあまり賛同していただけない内容かもしれない。自分としては、『業務別データベース設計のためのデータモデリング入門』や『生産管理・原価管理システムのためのデータモデリング』とは補完関係にあると思ってるんだけどね...
生産管理・原価管理システムのためのデータモデリング
業務別データベース設計のためのデータモデリング入門